頂戴したご依頼を無駄にしないため、まずは安全面をきっちりと。
昨今、法令等を理解しないまま飛行・撮影を行い、放送後や納品後に問題が発覚し、罰則が適用される事案が増加しています。
ドローンを飛行させる際に理解しなければならない法令は「航空法」だけではありません。
航空法、航空法施行規則、小型無人機等飛行禁止法、道路交通法、民法、電波法、各自治体条例、自然公園法など、多岐に亘ります。
私たちはドローンに携わる一企業として、今後もドローンが有効活用でき、社会に受け入れられる存在となるよう、法令順守を当然の事と捉え、機体整備、定期点検、国土交通省への定期的な飛行報告など、安全面への取り組みに万全を期す事で社会における責任を果たします。
Compliance
ドローン関連法令
航空法・航空法施行規則に関する許可・承認
私たちは、航空法・航空法施行規則に則り、以下の各項目につき、包括的に許可・承認を受けています。
このため、北海道や札幌はもとより、日本全国において新たな申請が必要無く、急なご発注にも対応が可能です。
| 航空法・航空法施行令に基づく許可・承認 | |
|---|---|
| 許可・承認の項目 | ①空撮、②報道取材、③農林水産業、④測量、⑤環境調査、⑥インフラ点検・整備、⑦自然観測、⑧事故・災害対応等 | 
| 飛行禁止空域での飛行許可 (航空法第132条) | ○日本全国での飛行を許されております。 人又は家屋の密集している地域(札幌市などの市街地)の上空を含みます。 | 
| 禁止された飛行方法での飛行承認 (航空法第132条の2) | ○夜間飛行を認められております。 日の出前、日没後の飛行が可能です(夜間の目視外飛行は行いません)。 | 
| ○目視外飛行を認められております。 目視範囲を超え、モニター映像を見ながらの飛行(監視員の帯同が必須)が可能です。 | |
| ○人又は物件から30m以上の距離が確保出来ない飛行を認められております。 クリアランスの取れない狭い場所での飛行が可能です。 | |
※対地高度150m以上の空域の飛行許可、監視員を置かない目視外飛行は、航空法や航空法施行規則で禁じられており、個別申請が必要です。
※飛行場周辺に関しては新たな申請を経ずとも飛行可能となる場合がありますので、どうぞお気軽にご相談ください。
Training
トレーニング
定期的なトレーニングによる操縦技術の向上
ドローン飛行において、技術的な安全性を高めるには、厳しい現場での実務経験が何よりも重要です。
弊社では年間1,000フライト以上の実務に取り組むとともに、札幌市北区に位置する約120坪の自社屋内施設「ドローンフィールド札幌」でのトレーニングを実施し、技術的な安全性を高めています。
また、各所に確保した弊社関連の私有地においてトレーニング用機体を用いた、GPS不調、コントローラー不調など様々な場面を想定した危険回避トレーニングや、操縦技術、撮影技術向上のためのトレーニングなど、実務に即したトレーニングを行っています。
Inspection
点検
定期的な機体点検による安全性の向上
事故の原因として最も多いのは人為的なミスです。
その次に多いのは整備不良、機体がしっかりと整備されていない事が原因です。
弊社の点検項目は多岐にわたり、これらを用いながら日常的に点検整備を行いつつ、毎月の定期点検結果を各ドローンごとに記録簿として自主的に保管しています。
| 定期点検項目 | |
|---|---|
| 飛行装置 | プロペラ等に関わる5項目 | 
| シャシー | フレーム等に関わる11項目  | 
| コントローラー | 機体コントロール等に関わる7項目  | 
| 伝送装置 | アンテナ等に関わる6項目  | 
| カメラ | カメラ等に関わる8項目  | 
| バッテリー | 機体バッテリー等に関わる8項目  | 
| プロポ | 操縦等に関わる17項目  | 
 
 
							 
							 
		